過去の自分に贈る言葉、その1

「勝つ」とは、一体どのような事でしょうか？
相手を負かす事でしょうか？他人と比べ、強い、速い、点数が多い事でしょうか？
そんなことじゃないと思います。
自分は、勝つ事と負ける事においての価値は、それほど変わらないと考えています。
勝てばと嬉しいと感じるし、負ければ悔しいと思うはずです。つまり、感情としては反対の意味を持っているが、感情の動き自体は、どちらも変わらないのです。
勝つと事負ける事とは、すなわち「結果」です。
そして、結果には、必ず原因があります。
それぞれの原因において、ある事への自分の向上心や追求、努力、つまり、自分がとった行動においての財産が結果となるのです。
相手を打ち負かす以前に、自分の財産を増やさなければ、自分に勝たなければ、勝利はないのです。
学校生活において学校祭や球技大会は、クラス対抗によるものです。
自分のクラスが優勝する事は、大変素晴らしく嬉しい事だと思います。
クラスが勝利を得る為には、一致団結なんて言う古臭い言葉や行動が必要です。
そして、自分達自身の財産を増やす必要があります。相手に勝つ以前に自分達の勝利が必要となるのです。
勝利とは、すなわち、自分自身を高め、それに応じて手にする結果だと思います。
今一度、「勝つ」事を考えてみて下さい。