無題

2004年5月1日 詩人っぽい日記
もうすこしそばにいて欲しいだけ
そう思って あなたを抱きしめる

すごく寂しがり屋なあたしだから
すごく優しいあなただから

甘えてしまう 頼ってしまう
その大きい手に包まれたくて

昔、あなたは言ったよね
「一緒にいる事を義務と感じたら
 この関係も終わりだね」
毎日あなたにキスすることも
毎日あなたとベッドに入る事も

私は思うよ もしそれが義務と感じる日が来るのなら
それは 世界の終わりでしょう
あなたはどう思う?

早すぎず遅すぎず 想いを深めてきた
最初は、小さい芽だったけれど
少しずつ少しずつ水を与えて育ててきた

誰もが手放せない宝物は 誰だって心の奥にあるの
あたしが それに触れるとキレイな音で胸に響く

あなたにもその音を聞いて欲しくて
あなたを強く抱きしめるの

ねぇ 聞こえてる?

きっと「アイシテル」って響いてるんだよ
私達には、大切にしているものが一つや二つあるはず。

そのモノには、色々な想いが込められている。
大切な気持ちが詰まった想いが込められている。

つまり、そのモノは、いきなり目の前に現れたのではなく、
想いというモノが継続的に私達の中に蓄えられていて、
それが、モノを通して、モノの中に移し変えられて大切なものとなるのである。

大切なものと言うのは、値段が高いとか、そのものの状態が新しいとか古いとかじゃなくて、
どれだけ想いを蓄え、それをそのモノに移せるかなのだ。

そして、大切なものと言うのは、鏡みたいなものだ。
もし、あなたの大切なものにオルゴールがあるならば、
それを他のお店で売っているオルゴールと聞き比べてみてほしい。
自分の持っているモノの方が良く聞こえると思う。
それは、あなたがオールゴールに想いを込めているからだ。

もし、あなたの大切なものが友達や恋人、人間だったら、
自分の想いをその人に伝えるといい。
きっと、その人は、色々な想いを返してくれるだろう。

大切なものというのは、鏡だ。
あなたが想えば想うほど、同量又はそれ以上の想いが返ってくる。

モノに想いを込める。

それは、私達が生きている中で自然とやっている事。

だから、私達の身の回りには、親友や恋人、ペット、家族、宝物、
色々なものがある。

それらは、大切なものとして認識されている。
そして、その大切なものには、私達自身の想いが込められている。
そして、その大切なものから色々なモノを与えてもらっている。

大切にしよう。想いを込めよう。
自分の想いを伝える言葉って、なかなか声に出来ない。
それは、恥ずかしいとかじゃなくて、心の言葉だから。

心の言葉って言うのは、普段自分の中でしか発しない声だから。
他人にそれを伝えるためには、声に出さなくてはならない。

だから「好きです」「別れよう」なんて言葉は、なかなか出てきづらい。
もちろん愛を伝える言葉なんて、さらに難しい。
愛なんて形のない心のコエをどうやって発したらいいんだろう。

人は、声にならないコエに悩む。

だから、考える。

例えば、何か大切な場面で、人に何かを伝える時、あまり上手く言えない人がいる。
それは、ホントに大事な事だから、心のコエが声にならないんだと思う。

思いを伝える言葉って難しい。
私の背中は、まだ小さい。父さんの背中に比べると全然小さい。
その差は、きっと人生の重さだろう。

私も20年間、色々な経験をしてきた。
でも、それは父さんも通っている道で、私は、その跡を歩いているだけだ。

自分は、大人になったと思っていたが、親に言わせれば私は、子どもなのだ。
いくら自分が成長して世間に認められて、立派な大人になっても、親から見れば、自分は子どもなのである。
そして、子どもから見て親は、親なのである。

それは、私達が生きている中で決して変わらない事なんだ。

私は、小さな背中を持っている。それは、自分に子どもが出来て親になったとしてもだ。
今、君が死んでしまった夢を見た。
涙が出た。
胸が締め付つけられた。

生きているのが当たり前だと思っていたから、
冷たい頬が、非現実を帯びていて、涙を止めた。

もう一度、輝く瞳を見たくて、閉じたままのマブタを見つめた。
開かない、何度見ても開かない瞳。
涙が出た。
もう、あの笑顔や怒った顔や、しょんぼりしている顔や、
困った顔や変てこな顔が見れない。
もう、あの表情は戻ってこない。
涙が出た。

君がいたという想い出しか残らない、
そう思ったら涙が止まらない。

君がこっそりつぶやいた言葉や、
君が心にしまっていた思いは、
もう誰にも触れられることはない。

すれ違うときにそっと香る君の匂いや、
少し癖のある綺麗な声、
少し遅く聞こえる足音、
そして、君のぬくもり。
もう誰にも感じることは出来ない。

涙が出る。胸が痛い。
きっと苦しんでいると思う。
だけど、それに気づいてないのかも。
だから、こんな「余裕」でいられるのもかもしれない。

今「余裕」があると思っている。
心も身体も。
だから、こんなゆっくりした時間を過ごせているかもしれない。

「〜かもしれな」とか「多分〜だ」とか、不明確な事が多い。
それは、「予想」でしかない。

でも、確実な未来は、きっとこない。
あらかじめわかっている未来なんて面白くもなんともない。

私は、未来に面白さを求めている。
面白けなければ、人生なんて「くそだ」と思っている。

面白い未来。
きっと、それは、予測して、それが正しかったり、間違っていたり、
それが、「面白さ」なんだと思う。

面白い未来、それを目指そう。
あぁ〜〜、どんな想いも言葉で言い表せる表現力があれば、
私は、今の環境はありなかったろうなぁ。

最近、ずっと眠っていたいときがある。
まるで雲が時間に関係なく四六時中流れるように、私も眠り続けたい。

眠れない夜は、不安だ。
暗い部屋に1人ぼっち。
羽を休める支えもなく、
ひたすらに羽ばたく。

足りない言葉を埋める優しさが、人間らしさかもしれない。

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