昔話〜その1〜

2003年10月20日
今日は、ちょっと昔話。

あれは、中学2年生の夏休みかな。私は、バスケットボール部に所属していた。
背が高かったって事もあって、1年生で8番という背番号をもらいレギュラーだった。
そして、先輩が引退して、これから自分達の時代だっていう時に、
膝の皿を骨折してしまった。
いきなり夏休み初日の練習中に膝が痛み出して、まぁただの打撲程度にしか思ってなかったんだけど、
時間が経つごとに痛みが増していって、練習が終わる頃には、脚を引きずっていた。
今さら思うけど、我ながら素晴らしい精神力だったんだなって。
だって骨折してるのに練習してんだよ、どんだけバスケ馬鹿だったのよって感じ。
しかもさ、その前日にバスケ部のみんなでお泊り会やったんだよね。
その時にこれからは、こうやって練習してメッチャ上手くなって全中行くぞー!って燃えてたのに。
いきなりこれだったからね。すごいショックだったよ。

その練習の次の日、膝が腫れてさ、親と一緒に病院行ったさ。
骨折の他にも膝に水がたまってるって言われて、でっかい注射で水を抜いたんだよね。
これが、すごい痛いんだわ。やった事がある人は、わかると思うけど、抜き終わってからの痛み。
あぁ〜、二度と体験したくないね。

まぁ、そんなこんなで一ヶ月くらいたって学校も始まったんだよ。
まだ膝が曲がらないようにするサポーターしてたんだけどね。
やっぱ、学校行ったらバスケしたくなるじゃん。で、そろそろ治ってる頃だし、
ちょっとくらいイイかなって思ったんだよね。
でも、やっぱし膝曲げるとカナリ痛くて、無理かなって思ったんだ。
でも、ボールを持つとチョット位の無理なら気にならなくてさ、

その時、やっちゃったんだよね。

「バキ」とも「ボキ」とも「ブチ」とも言えない様な音がして
そのまま転がったさ。
起きれなかった。

膝を曲げると、とんでもない痛みが走って身動きできなくて、
病院行き決定。「あぁ、やっちゃった」って思った。

その直後は、そんなにヒドイ怪我じゃないって思ったんだよね。
まぁ、実際痛くて泣いたけど。痛みで泣いたのは、これが初めてだったかも。
一応、大事を取って次の日は、学校休んだんだけど、
家で休んでる時にいきなり病院から電話かかってきてさ、

「昨日撮ったレントゲンで気になる部分があるから今すぐ来てもらえるかな?」

一瞬、わけがわからなくて電話を親に渡してさ、すぐ病院行くことになったよ。
そしたら、もう一度レントゲン撮るって言うから、撮ったんだけど、
普通は、レントゲン技師の人がやるんだけど、お医者さんが付き添って
レントゲンを撮る事になったんだよね。

そして、少しして結果が出て、

「膝の皿にくっついてる筋肉が剥がれています。今すぐ、手術です」だって。

頭の中真っ白。午前中に病院行って、その日の午後に手術だよ。
何の心構えも出来てないのに、いきなりだよ。

なんか、今すぐ手術しないと剥がれた筋肉がドンドン固まって元に戻せなくなるんだって。
今思うと、早く気付いてくれたお医者さんに感謝なんだよな。

色々、準備して早速手術したよ。まぁ、手術前の準備で一番恥ずかしかったのは、
看護婦さんに浣腸されたことだわw
あそこの毛が剃られなかっただけマシだけどw

そう、その手術中にも問題発生でさ、麻酔の量が少なかったか、予定より時間がかかったのかわからないけど、
手術中に目覚めてさ、なんか膝にモヤモヤとした痛みがあるの。
なんか痒い感じで動こうとしたのね、そしたらガバって抑えられて身動きできず。

まぁ、無事手術も終わって自分の脚じゃないような脚とご対面。
あんなに腫れた脚は、一生涯見ることはないかもしれない。
まぁ、そんな痛みに絶えながら2,3日過ごしたよ。

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