開かれた扉

2004年12月3日
すでに目の前に開かれた扉がある時、人は、安易に飛び込むだろうか。
そこに何か罠が潜んでいるんじゃないかと疑うのか。
そこに、開かれた扉がある時、人は、立ち止まるのではないか。

人生の岐路に立たされるたび、どれくらい時が止まるのだろう。いや、時が止まっているのは、錯覚で実際は、時は、とめどなく流れている。

開かれた扉を前に躊躇している今も、時は流れている。
その流れていく時が、いかに重要であるか、自分は知らない。
いや、きっと、他の誰もが知りえない。

立ち止まる自分と動き続ける時間。それは、自分が止まっているから時も止まっているという錯覚を生み出す。

その錯覚こそが怠惰な自分の性をさらけ出すのだ。

気づけ、貴重な時間を。

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